浜田整形外科 (兵庫県川西市 | 川西池田駅)

私自身、整形外科領域の疾患に罹患し手術を受けたことがあります(ホームページに記載しています)。
その経験からも自分の症状を医師に短く、上手に伝えるのは難しいことが分かりました。
そのため、当院ではなるべく患者さんのお話をゆっくり聞くように心がけています。

2021年4月より浜田整形外科を継承した濱田健一郎と申します。私が大学を卒業したのは1999年です。
今と異なり、1999年卒業当時は大学卒業後にすぐ自分の専門の科を選択することが普通の流れでした。手術治療を行いたかったので外科系の科を選択しようと思い、他科と競合せずに診断から治療まで一貫して一つの診療科で行うこと、子供から大人まで対応できることから整形外科を選択しました。
医師免許を取得後、上司、同僚、部下の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、放射線技師、臨床検査技師、看護助手など様々な職種の方と関わりながら日常診療を続けてきました。また、同時に教科書には掲載されていないようなことを含め様々なことを学び、経験してきました。大阪大学整形外科では約9年間、一般の病院では対応が難しい疾患の診断、治療を行ってきました。当院での診療ではそれらの経験に基づいて行っています。

現在保有している資格は日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定骨・軟部腫瘍医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本リハビリテーション医学会臨床認定医、義肢装具等適合判定医、緩和ケア研修会受講済です。整形外科で、特に専門としていたのは骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍です。もちろん、その領域以外に整形外科の一般的な疾患についても経験してきました。この数年、特に重要だと考えているのが骨粗鬆症です。
骨粗鬆症は骨が年齢と共に弱くなる疾患で高齢者の骨折の原因となっています。高齢になって自分の体が思うように動かなくなってきたときにさらに骨折が生じると本当に大変です。このような骨折を一人でも防ぐための予防医療が整形外科の診療所の大きな役割の一つと考えています。

2021年10~12月にかけて診察室、受付、待合室、レントゲンなど大幅に改装しました。また、古くなっていたレントゲン撮影装置を更新し、骨密度測定装置も新たに設置しました。
ソフト面では2022年1月から電子カルテを導入しました。
病院に行かないといけないときにはどうしても日常生活で他の時間を削って受診されると思います。待ち時間が少しでも短くなるように、またどうしても待たざるを得ないときは快適に過ごせるように少しずつですが改良を積み重ねています。